雅号:東行
■「鼻輪と通さぬ暴れ馬」と言われるが、
本当は心優しく繊細な人。
読書家であり努力を惜しまない。
松陰を尊敬しており、松陰亡き後
行動すべしという教えに従い
若くして長州を背負いながら
攘夷活動を歩むこととなった。
吉田のことを兄のように慕っている。
よく桂を怒らせるが、桂が嫌いな訳では無い。
高杉晋作の墓は松陰を見守るように、
松陰の墓の後ろにある。
雅号:木圭、鬼戸
■刀を構えると
「その静謐な気魄に周囲が圧倒された」
と言われている。
剣術の免許皆伝者であり、塾頭を収めた。
性格は基本大らかであり人当たりが良い。
だが、高杉や吉田の悪戯に対しては沸点が低く、口煩くなる。
名実ともに二人の尻ぬぐい役である。
(陰で長州のオカンと言われている。)
雅号:風萍軒
■「松陰に愛された生徒」であり、
四天王の筆頭とも言われるくらい非常に優秀であった。
無駄口を利かず謹直重厚な人。
だが実は内心では色々なことを思っている。
どちらかというと喋らないのではなく喋れないのである。
時折高杉と共に非常識なことをするので
桂の頭痛のタネとなっている。
だが本人はなぜ桂がそれまでに怒るのかが理解できていない。
高杉との手紙では学問的以外に、
家庭的な諸事まで温かいやりとりがあり、
兄のように接していた。